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南外山堀井歯科
〒485-0024
小牧市大字南外山162-3
TEL :
0568-75-7075

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研修歯科医師からの歯科臨床に関するよくある質問


浸麻が奏効している間にバイトをとることが多いが本来いつとるのがベストなのか

インレーでは、咬頭を削ることがないので、窩洞形成前にバイトをとっても良いがFCKやBrでは形成後にとる。

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コアの接着には何を使うのがいいか?

基本的には、何にでも使える。防湿がしっかりしていればいいです。安定がよくないものでは、スーパーボンドでないととれる。

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伝麻を使うことは、あるか?

基本的に伝麻は、浸麻で奏効しない場合当然行うがファーストチョイスでは、ないということです。偶発症として舌神経麻痺がかなり長期に残ることがまれにある。


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前装冠、MBのマージン形態は、金属部がシャンファーで金属+陶材の部位がショルダーでいいのでしょうか?

基本的にその通りです。ヘビーシャンファーでも可。時に臨床的に全周ショルダーの場合もありますが、この場合フィニッシングラインが明確でかつ印象が正確であることがさらに必要です。


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ハイボンドの上をアル綿球で拭いているのは硬化促進のためですか?

硬化促進もそうですがアルコール綿球で、ハイボンドの上を圧接することでより一層平らになるしそうなれば硬化後の形態修正がスムーズに短時間でできると思います。



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レ充した咬合面裂溝部の研磨では裂溝の形を再現するように研磨するのですか?

その通りだと思います。でも裂溝の形を再現するのに意識をとらわれすぎて咬みあわせたときに充填部に咬むようではマズイと思いますCRがかけたり脱離の原因になるため。充填後は必ず咬合紙で当たってないかを確認することも大切だと思います。


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咬合痛を回避する為に根治した歯の咬頭は落とすように言われてましたが、そうすると全部被覆冠のみが適応になりますよね。教科書的には根治した歯には強度の面から全部被覆冠が原則とされていますが実際の臨床では根管治療にともなう歯質削除量が少なければ充填治療や一部被覆冠も十分適応だといわれます。どうするのがベストでしょうか?

まず最大の前提条件はインフォームドコンセントがとれていることです。インフォームドコンセントの主語は、患者様です。説明したつもりでも患者が首を振っていれば治療する資格がありません。経験年数に応じた方法でヴィジュアルに模型などを用いて治療に同意しているかが絶対条件だと思います。経験年数が少なくとも自分のことをよく心配してくれるDrには信頼を寄せるのは当然であり、経験があるのに担当医を変える希望、乱雑な治療により患者数が減っていくDrに共通してみられる根本的な問題かと思います。「咬合を落とす」ということは、患者からみればとても重大問題です。ですから上記のことが大前提なので書きました。
質問に答えるとしてまず「歯を見る」ではなく「人を診る」観点からして「どのようなパーソナリテイ」の患者さんであり、その歯の既往、治療経過から注意深く調べます。特に性格的なものを一早く見抜く様にしています。
麻抜なのか感染根管なのか咬合性外傷なのか
部位は前歯なのか小臼歯なのか大臼歯なのか
Pがあるのか、ないのかブラキシズム、顎関節症はないのか
以上を診断して基本は、「咬合を落として歯を安静にする」という歯科医学的根拠を説明してその反応により診察をすすめます。臨床研修医はまずは基本を。そこで患者と衝突した場合は指導医に速やかに相談するというのが「正解」だと思います。その際の指導医のムンテラのバリエーションが経験となります。


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デンタルフロスを臼歯部に通すのが難しいのですが何かいいコツありますか?口唇に食い込んだりして上手くいきません。

デンタルフロスの基本の巻き方があるのは知っていますか?私たちは両手の中指にまず巻いてから親指と人差し指で挟んでいろんな角度に応じてフロッシングしています。一度試してみてください。


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浸麻の打つ部位と大体の量について教えてください。

これは本当にケースバイケースです。麻抜、形成、EXTなどによってまったく違います。基本は「痛くないこと」痛くない治療をするための浸麻があまりにもいたければ、全く意味がありません。既往歴も必ず確認すること。刺入点をよく考えて「痛点」の少ない部位を「刺入点」としてあまり多くの刺入点を作らずに浸麻させることを考えてください。効いていない麻酔は患者からみたら「意味のない治療」とうつると思います。もちろん表面麻酔は研修医は基本してください。


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レジン充填とグラスアイオノマーセメント充填との使いわけについて

患者様が日常生活において冷たいものがしみるとか治療において充填前にエアーかけたときに凄いしみるとおっしゃった時はGIC充填を主に行っています。CRに比べGICのほうは、どうしても色合わせに限界があるように思います。ですから患者様には充填前にどっちの材料でつめるか説明は必要だと思います。少し話はずれますがCR充填する場合、軟象を除去して窩洞が深かった場合ウルトラブレンドなどで覆罩したほうが治療後しみたりする恐れが少なくなると思います。基本的にCRの場合覆罩は、するようにしてください。特に乳歯の場合。


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インレーセットの時インレーはピンセットで持つより指で持った方が滑り落ちないのでしょうか、また1級インレーで試適時に外れなくなった場合どんな取り方がありますか?

セット時何で持つかは結果「誤飲」など起きない確実な方法であれば何でもかまいません。各自確実な方法でいいと思います。クラウン、インレーリムーバー、超音波スケーラーで外すといいと思います。この際外れたものを誤飲させないように特に注意が必要です。ガーゼを使うとか介助にしっかりとガードしてもらうとか配慮が必要です。

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前装冠の着色はポリッシングブラシでは取れないみたいですが何か取る方法はありますか?デンチャーの硬レ人工歯はレイズで取れるみたいですが?

仮着中ということであればラボサイドでの研磨で対応できますがセット後は口腔内での研磨になります。十分な研磨ができないと思いますので逆にしないほうがよいのではと思います。ブラシで取れない着色というものはすでに深くしみこんだものだと思います。セットした前装冠を研磨するとチェアーサイドでは「粗く」なり余計に色素沈着が著しくなりトラブルとなる可能性があります。メタルボンドはその点変色がなく優れていると思います。

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下顎の遊離端義歯の患者さんでリンガルバーに食べ物がつまって困ると言われる場合適合が良くないのでしょうか?リンガルプレートにするとつまりにくくなるのでしょうか?

下顎リンガルバーの食渣の問題は不適合のみではありません。食渣の停滞を訴えてくる場合がよくあります。
床タイプの方が停滞はありませんが違和感の問題が出てきます。また程度の差こそあるもののパーシャルデンチャー自体動くものですので、床の下に食渣がたまらないようにすることは不可能かと思います。食後の義歯の清掃の必要性は義歯の宿命ではないでしょうか。

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レントゲンで確認した根尖部透過像を治療するかしないか、症状があるかないか、など透過像から判断するのでしょうか?

その歯が根治されているかどうか。されていなくて病巣があれば当然行います。
初診なのかどうか、根治されていて病巣がある場合、治癒過程なのかどうか、補綴予定があるのかどうか、の判断が必要です。
病巣の大きさも大事な項目です。病巣が歯根嚢胞なのであれば、摘出手術の適応にもなりえます。

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インレー、全部鋳造冠をセメント合着するとき隣接面にフロスを通すのは、つけたらすぐに行うのがいいのでしょうか?それとも1,2分後に通すのがいいのでしょうか?

完全に硬化してとれなくならなければいつでもいいと思います。硬化していなくてインレーが浮くようならば問題外。セメントの硬化は温度的変化に影響を受けるので一般に何分とは言えないと思います。季節によって全く変わります。スーパーボンド系のレジンセメントは残したセメントは、まずとれません。「人工的な歯石」をつけるようなもので歯周病の原因となります。歯石をとりプラークコントロールすることの「逆」をしないようにしてください。



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軟化象牙質を判別する時は色や柔らかさで判断していますか?齲蝕検知液を使ったりすることはないですか?

齲蝕検知液は当院では、「カリエスチェック」を使用しています。色や柔らかさはもちろん判断基準となりますが、判断に悩んだ時は、う蝕検知液を使用し感染象牙質を残さないように除去します。現在健診では探針などによる触診はしないほうがいいとも言われています。歯を痛めないように軟化象牙質を診断できる目と感触を取得するように心がけてください。


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大臼歯のポストで平行性がとれない場合は分割コアにしますか?

臨床的にあまり多くはないと思います。しかし歯牙の崩壊が少ない場合レジン築造で対応でき、また著しい崩壊のある場合あまり太いメタルコアをセットすることで歯根破折を来したことがあり注意が必要かと思います。


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ライフはハイボンドとペアで使うものですか?単体で使うことはないですか?

ライフには接着性がありません。ハイボンド以外でも構いませんがベースセメントとの併用が必要だと思います。もちろんコンポジットレジンのときなどは必要ありません。あと当院にあるアイオノジットは極めて接着力が弱いと思います。


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ブリッジにする時、指数計算や保険適応の形態であるか考えて決めていますか?

ブリッジが保険適応であるかどうかは、当然最初の診断の時すでに考えます。抜歯する前に考えなければならない問題です。義歯になる場合必ず抜歯前に患者さんに説明する「義務」があります。「全科実例による社会保険 歯科診療 」医歯薬出版 で調べています。


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成長しきった永久歯ではフッ素の効果は飽和状態となりあまり効果は無いということですがキシリトールでも同じようなことは言えますか?

キシリトールとフッ素は全く別ものだと考えます。キシリトール自体は虫歯予防には、ならないと思います。


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コンポジットレジンの窩洞にはコンケーブ型べベルを付与した方がいいですか?

窩縁が厚みのあるエナメル質に設定できる場合コンケープべベルを付与することで安定した接着力が得られると思います。また何よりもシェードがマッチしてくると思います。

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スルフォン床と普通の床との使い分けについて教えて下さい

スルフォン床は一般的には破折しにくいと言われています。固いというよりは「粘り気がありたわむ」ので割れにくいような感じです。多数歯欠損の際はスルフォン床、少数歯の場合レジン床と基本的に考えていますがもちろんケースバイケースです。スルフォン床は技工上、時に変形がある場合があります。

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連冠にするのは、どういう時ですか?

健康的な歯には歯根膜があり生理的動揺があるので、基本的には単冠を用いるのがベストです。しかし、連冠を用いるのは病的な状態よりも連冠装着後の有益性が上回る時です。


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顎関節症の説明について当院では精神安定剤の処方はないですか?またスプリント治療を行ってみて症状の改善がみられない場合他の治療(マニピュレーション、関節注射、手術等)は大学病院などへの紹介になりますか?

X型が強く示唆される場合はマイナートランキライザーを処方することがあります。パンピングマニピュレーションは基本的に二次医療機関への紹介となります。 関節腔内への注射によりかえって症状の悪化したケースを数例経験しております。こういう場合開業医ですと対応が厳しくなると思います。

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コンポジットレジン充填の際、盛りが少なく後から固まったあとに付け足すのは接着力が甘くなりますか?

「積層充填」というものがあるくらいなので接着力は関係ないと思います。しかし「足りない」充填はまた同じことをするわけでチェアータイムがいたずらに長くなり患者さんに迷惑がかかると思います。基本は窩洞よりわずかに多いくらいで研磨をしてちょうどよくなるのが充填の量と考えてください。もちろん過度の充填も研磨するときにコンポジットレジンか歯なのかの区別がつかなくなり歯牙を傷つけることにもなりかねません。



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乳歯の抜歯についてですが抜く時期の見極めについて教えて下さい。また抜き方についてですが前歯、臼歯ともに唇頬側に倒すようにして抜けば良いですか?

抜歯するのはその行為が抜歯しない状態よりも患者さんにとって有益である時です。(歯列不正、痛み、食事のしにくさなど)
鉗子の使い方は歯によって千差万別です。隣在歯を傷つけない方向を素早く察知するのが大切かと思います。
永久歯の萌出時期などは歯科医師ならば当然知っているわけですが「幅」があるので経時的なパノラマによる萌出状態の把握は必要不可欠です。漫然とパノラマをとるのではなく母親(患者さん)にその撮影意義を理論的に説明でき相手が容易に納得できる歯科医学的知識と「ムンテラ」の能力を養ってください。

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生切には水酸化カルシウム法とFC法がありますが当院では切断面に何を使いますか?

ビタペックスを用います。操作性が良いのでそうしています。永久歯に用いる場合カルビタールを使います。成分を考えればわかると思います。FC法は使いません。
実は乳歯にも最初カルビタールを使っていましたが泣いて防湿がうまくいかず1度粘膜がビランしたことがあり成分を考えてビタペックスでやったところ臨床成績が良いのでそうしています。

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スタビライゼーション型スプリントの型を変えない場合、毎来院時どこを調整していけばいいですか?

セットして症状がどのように変化したかで違います。症状に変化のない場合は両側のレジンを追加し咬合調整を行う場合、時に意識的に偏側のみ調整する場合もあります。
スタビライゼーションで治療を進めるということは雑音が主訴でない場合です。顎関節の音の聴診、触診、開口量の変化、顎位の偏位など十分に診査把握することにより調整します。なお夜間スプリントを装着することで唾液の緩衝作用を受けないわけでカリエス、歯周病などの予防をムンテラするとともにできればスケーリングする必要があると思います。

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成人の生切も小児同様にハイボンドで蓋をしますか?また実際成人の生切自体症例は少ないですか?

ハイボンド、エリートセメント(リン酸セメント)ほか、しっかりしたセメントで行います。成人の生切はほとんどありません。歯根完成歯の外傷の際はあります。


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チャートの本に記されている円板整位運動療法は円板整位下顎位が確認できる場合は指導させた方がいいでしょうか?

円板整位下顎位が確認できる場合(安定してる場合は)指導する必要があります。


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フルデンチャーでは、前歯部ではあまり咬ませない法が良いと聞きますが実際どんなものですか?

前歯部がすいてしまっていると、よく「麺類が咬み切れない」と訴えがあります。
「基本」は全体に咬んでいること。ただ前方滑走時に強く緩衝させないようにします。(脱離の原因)あと残存歯があり(対合に)「突き上げ」が予知されるケースでは、逃げる場合があります。


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樋状根の根充においてメインポイントは4本必要ですか?あと根治は狭窄部を含めて全体的に広げるべきですか?

メインポイントは必要に応じて(4本入れば4本)必要です。それよりもシーラペックス(キャナルス)を十分つけ、アクセサリーポイントで緊密に充填することが重要です。狭窄部は可及的に拡大するべきだと思います。またHファイルでの牽引操作が重要です。


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外傷についてですがX線撮影が不可能な乳児の場合、歯槽骨骨折や歯根破折の有無の判断は激痛の有無や出血、動揺具合から判断すればいいですか?また動揺があるのは、歯牙が歯根膜から外れたことによる亜脱臼が原因とみていいですか?あと投薬の判断は何を基準にしたらいいですか?

骨折が疑える場合無理やりでもX線撮影することがあります。
歯槽骨骨折を起こしていても痛みがない場合があります。歯の動揺から判断した方がいいです。動揺には生理的動揺から咬合性外傷によるものも考えられます。脱臼したものだと浮いた状態です。脱臼したものや歯周病による動揺の固定は整復したうえでの固定が必要で咬合調整も必要になってきます。
投薬は外傷の9割の症例に必要だと考えています。脱臼等で死腔ができた場合も感染を考え抗生剤の投与が必要になってきます。



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FC等で貼薬仮封する時は排膿による圧がかからない状態であると判断した時ですか?排膿があり疼痛がある場合は開放した状態の方がいいですか?

基本的にストッピング、水硬性セメントで仮封するときは排膿、痛みがない場合です。ただ痛みの程度により仮封する場合があります。根尖性歯周炎の場合のことであり歯髄炎は基本的に仮封します。


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全部鋳造冠やブリッジの印象用トレーは全顎用でバイトにはラミテック(ポリエーテルラバー)を使った方がいいですか?また対合で全顎用トレーを使用した時に本印象は片顎にしないほうがいいですか?

ブリッジは基本的に対合も含めて全顎で、全部鋳造冠単冠の場合は局部トレーで、連冠は片顎で、場合によっては全顎トレーでとります。バイトはバイトワックスで十分なものはワックスで無駄のないように使ってください。ブリッジは原則的にラミテックです。本印象と対合印象は同じトレーを使ってとるのが基本です。


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ジュラシールについてですが脱離を防ぐために十分な乾燥はもちろんですがそれ以外に何かいい方法があったら教えて下さい。またセットの時までに外れてしまった場合患者さんにすぐに来てもらった方がいいのでしょうか?

原則論を言えば「仮封が脱離した時に再仮封する必要がないならば最初からする必要がない」ということです。十分の乾燥をして仮封してすぐ脱離するということは、窩洞自体の抵抗形態、保持形態に問題がないか考える必要があります。


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浸麻についてですが歯根膜注射はのちに炎症や打診痛を起こしやすいのでできるだけ避けた方が良いと言われていますが実際どれくらいの頻度で使っていますか?また下顎臼歯部の浸麻を未だに上手く効かせることができないのですが歯根膜注射は積極的に用いていいですか?

麻酔の効かない下顎臼歯部の治療の苦痛さはされてみないとわからないと思いますが「二度と歯医者に行きたくない」と思います。歯根膜注射の後の歯根膜炎のほうが「まし」です。そのあたりのことをよく考えて麻酔を行ってください。


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生切について切断面は交互洗浄後、乾燥した綿で十分に乾燥させてからビタペックスを填入すべきですか?乾燥が甘いと(止血が十分でないと)ビタペックスののりがよくなく浮いたようになる感じがありますか?

過酸化水素水(綿球を作って圧迫)してもいいかと思います。乾燥綿球でもいいです。いずれも火炎滅菌は必須。唾液、感染させないことが一番大事です。感染するとすぐ数か月で根尖性歯周炎になりアブセス等をつくってきます。後基本的なカルビタールも髄床底がしっかりしている場合やってみてください。応用が効かなくなるので基本もやること。カルビタールは少しでも粘膜に付着するとびらん状態になるので要注意です。


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クラウンやインレーをRemakeする原因は?

@二次う蝕がある場合。Aマージンがあっていない場合。B歯肉退縮してしまった場合。など


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BrとPDを選択する時の基準は?

@患者さんの希望。A歯(支台歯)の骨植状態。B健全な歯の数。C口腔清掃状態(良→Br、悪→PD)。D遊離端ならPD。

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歯石を除去することにより動揺が激しくなることや、『しみる』と患者さんに言われた場合どのように説明したらよいのでしょうか?

歯石の除去の重要性を説明する。逆に除去をしない場合、Pが進行し歯が抜けてしまうなど。
しみるということは、わりと時間の経過とともに消失することが多い。
あまりに動揺が激しい場合は固定も考える。


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レジンコアとメタルコアの使い分けは?

基本的にはメタルコアの方が強度もあり適合もよいが、歯牙や状況に応じて理由があればレジンコアでもよい。


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メタルコアをセットしFCKの形成をする時に、鉄分が歯肉溝に入ってしまい歯肉の色が黒くなった場合どう処置するか?

まず形成中に歯肉をできるだけ傷つけないように注意する。傷がついた場合は必ず洗浄すること。また形成中に何回かうがいをしてもらうとよい。


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インレーの試適時に探針やピンセットで取れなくなった場合、どのようにして取ったらよいか?

超音波スケーラーやエアーで浮かせてとる方法もあるがくれぐれも誤飲には注意すること。


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スプリントのセット時、どのように説明したらよいか?


パンフレットや模型を使い、顎関節の状態を説明し一ヶ月ごとに状態をチェックする必要があると説明。
※スプリントの働き
@咀嚼筋活動量の減少。A咬合力の分散。Bブラキシズムの軽減。C顎関節内の保護。D歯の動揺の防止。など


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ブラッシング指導のときに患者さんのモチベーションを高めるにはどのように説明したらよいか?

患者さんが理解しやすい言葉、または模型などを使い視覚的に説明するのも効果的。
説明が足りないのは問題だが、説明をし過ぎることはまったく問題なく、とても良いことである。


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カリエスチェックの時に治療したほうがいいレベルはどこからか?

子供のメンテナンスなどでCOの経過観察をしていると基準がわかりやすいかと。
但し、カリエスの進むスピードは年齢や個人のプラークコントロールの状態によって変化してくるので注意すること。


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下顎の浸潤麻酔が効きにくいのですがどこに針を刺せばいいですか?


骨と骨膜の間に浸潤させるとよい。


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子供が口を開けてくれない時、どのようにブラッシングをしたらよいか?

子供はDrの自信を一番敏感に感じるので、Drが治療に対してその治療行為の意味を理解し自信を持って子供に接することが大事。


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フッ素塗布は何歳まで行うか?またブラッシングからスケーリングに変える時期はいつ頃か?

基本的にフッ素塗布に年齢制限はないが、萌出してきた歯に一番効果がある。
ブラッシングからSCに変える時期は口腔状態による。一応、永久歯が萌出してきたらSCに変えると良い。また子供でも歯石が多い場合は使用する必要がある。


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T-Fixの臨床的な方法(スーパーボンドも含めて)は?

@超音波スケーラーで歯質をきれいにする。
A前につけてあったスーパーボンドを除去する。(動揺があるので注意)。
Bエッチング。
Cスーパーボンドの液はベース4滴、キャタリスト1滴。
D頬舌的に盛って固定する。(硬まるまで5分ほど待つ)。
E咬合関係を確認する。


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上下顎8番のIn形成時のタービンの使い方が難しい時は、どうしたらよいか?

下顎の場合は特に頬粘膜や舌、隣接歯や歯肉を傷つけないように注意しなければならない。また、開口量の少ない患者さんに無理やり開口させると顎関節症になるので気をつけること。

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CR充填するときに充填後に褐線を出さないようにするにはどうしたらいいか?

ベベルを付与することが大事。しかし年月とともに褐線がでてくるのはしょうがないこと。

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CR充填する時に、深い窩洞内に気泡をつくらずに充填するにはどうしたらよいか?

積層充填を行うこと。

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カリエス除去時、軟化象牙質と硬化象牙質かはエキスカで確認しているが硬化象牙質なら黒くても残してよいか?


判断が難しいところだが、このケースに限らず『結果が良くなる可能性の高い治療』を行うことが重要。


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Brを作製した後に咬傷ができた場合、まず何をするか?

オーバーバイト、オーバージェットを含め咬合が正しいか調べる。大きくずれていなければ、まずは仮着にするので修正が容易である。

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歯周外科治療で成功と考えるポイントは?


@歯肉の炎症がなくなった。A縁下歯石がなくなった。B歯槽骨の吸収がとまりつつある。Cポケットが浅くなる。など…

しかし総合的に、術後の結果として歯の寿命が長くなれば成功と考えてよい。何年とかは症例により異なる。一番重要なのは患者さん本人の気持ちである。

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局所麻酔をおこなう時、痛みを少なくするにはどうすればいいか?

ミラーなどで粘膜を引っ張り、少し緊張させ針を少しずつ奥に入れていくようにすればよい。

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デュラシールなどの仮封を除去するとき、いかに患者さんに負担をかけないですることができるか?

一気に除去しようとせず、エキスカや深針で少しずつ力を加え除去していくとよい。


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インレーやFCKの隣接面のセメントを上手に除去するには?

咬合調整、接触点の調整を確実に行い、それが適正であればその位置でセメントを合着し浮き上がらないように手早く隣接面のセメントを除去する。


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小児のブラッシング指導の時にモチベーションを高めるにはどのように説明するか?

@親の歯ブラシを毎日見せる。
A歯ブラシを子供の遊び道具にする。(楽しい遊びの1つとなるように仕向ける)。
B嫌がるのを無理に押さえて磨いてはいけない。

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フッ素の効果は?

萌出して間もない歯は表面を覆っているエナメル質が弱いため、ムシ歯菌が出す酸に溶けやすい。そのため、何年も経過した大人の歯よりムシ歯になりやすい。フッ素を塗ると歯の表面のエナメル質が強くなりムシ歯の予防になる。
またもう一つの効果としては、ムシ歯菌によって溶かされ、小さなムシ歯になった場所を再び硬くすることができる(再石灰化)。ただしこれは、小さなムシ歯に限り全てのムシ歯が再石灰化されるわけではないが、再石灰化すれば歯を削る必要もなく健康に保つことができる。


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フッ素はどのくらいの間隔で塗布すればよいか?


口腔清掃状態によるが、清掃状態がよくカリエスの既往が少なく歯列の状態がよい子では、カリエスリスクが低いため2,3ヵ月に1度くらいの間隔でよいと考えられる。
C処した部位が多く歯列不正や口腔状態が悪い子に関しては、1ヵ月に1度くらいの間隔でフッ素を塗布するとよいと考えられる。
また小児を診みときに気をつける点は@カリエス。Aシーラントの有無。B歯列(永久歯萌出スペース、上唇小帯、習癖、咬合、乳歯の動揺)など。


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予防の重要性は?

ムシ歯の治療をすると、ムシ歯が除去された部分は金属やプラスチックなどの人工的な材料で復元されるが、その歯が今後ムシ歯にならないわけではない。むしろムシ歯になりやすい生活習慣がそのままだと、再びムシ歯ができる可能性は高い。そして二度もムシ歯になると今後の治療はより複雑になり時間もお金もかかる。
このような理由などからも、『ムシ歯になれば治療すればよい』という考えは好ましくない。
ムシ歯の治療は、その歯をほっておいて悪化させないように、失われた機能をできるだけ回復させるために行う方法なので、なによりもムシ歯にならないように予防することが大切である。


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う蝕を引き起こすリスクファクターは?

@飲食-回数が多いほど高リスク。砂糖の摂取量が多いほど高リスク。
A口腔衛生状態-プラークの量が多いほど高リスク。清掃などによって除去し、フッ素を利用して予防する。
Bう蝕原因菌の数-口腔内に存在するう蝕原因菌の数が多いほどリスクは高い。
C唾液の量-少ないほど高リスク。咀嚼によって唾液の分泌が促進される。唾液には口腔内の酸を中和する緩衝能という能力がある。シェーグレン症候群、副交感神経遮断剤服用、抗ヒスタミン服用などでは唾液が減少し、齲蝕が増加する。


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フッ化物の作用は?

@再石灰化の促進。A脱灰の抑制。B歯質をより耐酸性にする。C抗菌作用。

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歯質の抵抗性は?

生えてすぐの歯、露出した根元、乳歯はう蝕を発生させやすい。

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歯や歯並びの形態

噛み合わせの表面が凸凹している場合は、凹部に蓋をつくる方法もある。歯並びが悪い場合は矯正治療の対象になる。

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歯に関連する全身疾患での注意は?

歯や歯肉を取り巻く環境は、体の状態により変化する。特に口腔乾燥症、口呼吸、糖尿病に注意。

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喫煙が及ぼす影響は?

唾液の緩衝能を下げる。歯周病を4倍以上かかり易くさせる。子供がタバコの煙を吸わされると血中ニコチン代謝物である血清ニコチンのレベルが高くなり、ムシ歯になる危険度は2倍になると報告されている。

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上唇小帯の異常とは?

上唇異常の異常とは、永久歯列が完成する時期なっても小帯の付着部位が歯冠乳頭部にあるものをいう。最終的には永久歯列完成期に診断。

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過換気症候群とは?

不安感や恐怖心が次第に増大し、さらに局所麻酔時の疼痛が誘引となる。呼吸は深さ、数ともに増大し過換気状態となり自分の意思では呼吸を制御できなくなる。
処置としては、歯科治療を中止しリライニングポジションをとり説明し沈静を図る。息こらえをさせ呼吸を1分間に4〜6回にさせる。効果がない場合は紙袋で呼吸を再吸収させ、二酸化炭素を蓄積させる。


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自費補綴物とは?

■.メタルボンド
色の変わらない陶材と金属でできた歯全体の白いかぶせ物。
利点は、耐久性があり変色しない。
欠点は、高価である。

■.サンライズセラミッククラウン
色の変わらない陶材と金属でできた歯全体のかぶせ物。
利点は、切削量が少ない。歯周組織に優しく適合性がよい。高い審美性。
欠点は、高価でBr不可。

■.ハイブリッドクラウン
白いかぶせ物。
利点は、金属アレルギー患者にも利用可能。接着性レジンセメントと併用することによって二次う蝕予防にも高い評価がある。コンタクトの回復も良いので歯周病リスクの高い症例でも可(Inの場合)。CRに比べ耐磨耗性が高い(Inの場合)。
欠点は、金属冠に比べ、耐久性、強度が弱い。セラミッククラウンに比べ、歯質に近似した性質を有し、生態親和性でもひけをとらない。

■.ハイブリッドインレー
小さな白い部分的なつめもの(単純)、大きな白い部分的なつめもの(複雑)。
利点は、コンタクトの回復が良い。CRに比べ耐摩耗性が高い。
欠点は、金属に比べ、耐久性、強度が弱い。高価。

■.ゴールドクラウン
金色(18K)でできた歯全体を覆うかぶせ。
利点は、天然歯に近い硬さ、動揺歯などに負担をかけない。窩洞への適合が良く、二次カリエスになりにくい。金属アレルギーになりにくい。
欠点は、色調と高価であること。

■.ゴールドインレー
金色でできた部分的なつめ物。
利点と欠点はゴールドクラウンと同じ。

■.前装鋳造冠(臼歯部)
プラスチックと金属でできた歯全体のかぶせ。メタルボンドより安い。しかし、メタルボンドに比べると耐久性が劣り、変色しやすい。

■.金属床義歯
装着して見えない部分が金属になっている。
利点は、金属で強度があるため薄くすることができ、舌感が良く適合が良い。温度感覚が良い。
欠点は、製作が難しく修理しにくい。高価。

■.レイニング床義歯
レイニング床義歯とは、バネのない審美性のすぐれた適合の良い保険外の義歯。
利点は、適合や吸着力が優れる。クラスプがないため審美性が優れる。
欠点は、高価。


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小児のパノラマにて注意することは?

@う蝕。A歯並び、正中離開。B後継永久歯。C萌出スペース、萌出方向。D永久歯胚。E乳歯歯根の吸収のタイミング。F腫瘍性、のう胞性疾患。G唾石の有無。

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う蝕の母子感染とは?

胎児の口腔は子宮の中では無菌だが、出産で産道を通過するときに感染する。感染した口腔細菌は約1年で成人が常に持っている細菌にまで成長する。
出生した乳児が細菌感染して、ムシ歯ができるまでの予防が重要。この期間、保育者である母親や祖父母から直接、または間接的に細菌感染する。母親のムシ歯や歯周病の治療による口腔環境の改善により、子供への最近感染の抑制が確認されている。このことから、子供のムシ歯の予防は母親の口腔の改善から始めなければならない。


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深いポケットに超音波スケーラーのチップを深く入れても大丈夫か?歯肉を傷つけないか?

程度の問題で、炎症の度合いによりデリケートに行えば問題ない。下手にすれば腫れることがある。

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SRPの基本手技は?

スケーリング
@鋭利なスケーラーを使用する。A腕関節を含めた前腕の回転運動で動かす。B第3、4指によるレストは目的歯近くに確保する。Cストロークの幅は2〜3ミリ。D側方圧をかけ歯石を剥がしとる。E深いポケットにはキュレット型スケーラーを用いる。F硬い歯石にはストロークを小さくし力をかける。

ルートプレーニング
@病的セメント質を除去。Aスケーリングにより側方圧を弱め、長いストロークで行う。Bスケーリング後の細かい残存歯石や歯根の凸凹を除去し滑沢にする。


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スケーリングやSRP時に感じることは何か?

@上下顎最後方臼歯の遠心にプラークが付着していることが多い。Aブリッジのポンティック下の清掃が不十分なことが多い。B下顎前歯部の清掃が不十分な事が多い。C患者さんに歯間ブラシをどの程度力を入れて歯間部に入れるのかわからないと言われる。Dスケーリングに通っている患者さんはモチベーションが高い。

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根管処置時にパーフォレーションしても保存できそうな歯は根充後に処置するか?

まず基本的にパーフォレーションさせてしまった歯は、直後に症状が出なくてもいずれ抜歯になってしまうということを念頭におく。パーフォレーションさせないことが第一条件である。

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抜髄と感染根管処置の概念的な違いと、手技的に同一な部分は何か?

(抜髄)
放置しておくと歯髄炎か歯髄死に至るので、感染拡大を未然に防ぐ生活歯に行う処置。

(感染根管処置)
歯髄壊死をはじめとして根尖病巣を有するような無髄死の治療。

(同一の術式)
@腔開拡。A根管口明示。B根管長測定。C根管の拡大、清掃。D根管貼薬、仮封。


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歯ぎしりとは?

多くは睡眠中にみられるが、覚醒時でも無意識に歯を強く噛みしめたり、上下の歯を摩擦することをいう。原因としては、@早期接触による外傷性咬合や歯周組織の炎症など口腔内の異常によるもの。A心理的原因による筋緊張亢進、中枢神経の損傷などの全身疾患の症状として発現するものもある。B咬合が原因の場合、咬合調整やナイトガードを装着する。

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義歯の試適時にチェックすることは何か?

(部分床義歯)
@維持装置の適合状態。Aレストと対合歯。B前歯部があれば排列を患者さんに確認。CFDに比べて補正ができないので印象で良し、悪しが全てでる。粘膜維持の割合が多いものはチェックする。D側方運動時の残存歯の早期接触。

(全部床義歯)
@維持の状態(試適の段階で吸着していないものはセット時でも不良)。A人口歯(特に前歯)。オーバージェット、オーバーバイト、大きさ、色の確認(患者さんに見てもらう)。B床縁。アーライン。長すぎて痛くないか?発音障害はないか?CBT。しっかりと咬んでいるか?前歯はすいてないか?臼歯はすいてないか?D口唇の出具合の確認。しわがよってないか?出すぎてないか?E咬んだときの床のがたつきのチェック。

(Br 長いケース)
メタルの試適。マージンのチェック。平行性の確認。


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FDでの発音で確認することは何か?

@パラトグラムを参考にする。
Aサ、シ、ヒ、タ、ラ、カと発音してもらう。(サ:側切歯。シ:犬歯。ヒ:第一小臼歯が前方の縁、中央が開く事が特徴。タ,ナ:口蓋の部分が抜けている。ラ:口蓋の部分が抜け、前歯も接触しない。カ:大臼歯しか当たらない。


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顎関節痛の分類とは?

(T型)
咀嚼筋障害
症状:運動通、筋痛、開口障害。治療:スプリント、咬合調整、理学療法。
(U型)
慢性外傷性病変
症状:開口障害、TMJ疼痛、圧痛。
(V型)
顎間節内症
症状:クリッキング、クレピタス(穿孔)、運動障害、運動痛。
(W型)
退行性病変(変形性顎関節症)
症状:TMJ疼痛、圧痛、クリッキング、クレピタス、運動障害。
(X型)
精神的因子によるもの

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歯牙外傷の分類とは?

Class 1:単純な歯冠の破折。象牙質に達しないか、わずかに達する。
Class 2:広範な歯冠の破折。歯髄まで達しないもの。
Class 3:広範な歯冠の破折。露髄を伴うもの。(1類:露髄、2類:生活歯髄切断)
Class 4:非生活歯となった外傷歯。冠部歯質を喪失するものと、しないもの。(1類:生活歯、2類:非生活歯、歯髄腔が開放されている。3類:非生活歯、歯髄腔が破折によって開放されていない。)
Class 5:外傷による歯の喪失。(1類:修復処置、2類:歯の喪失に伴って移動した歯を利用する欠損部の修復)
Class 6:歯根の破折。歯冠部の喪失を伴うものと、伴わないもの。
Class 7:外傷によって転位した歯。歯冠や歯根の破折を伴わないもの。(1類:局部的な軽症の転位、2類:局部的な重症の転位、3類:脱落)
Class 8:歯冠の破折とその修復。

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食片圧入の原因と対策にはどのようなものがあるか?

(原因)
接触点の不良(位置、形態)。辺縁髏の不揃い。う蝕による歯質欠損。不良修復物。歯の動揺、歯列不正、歯間離間。
(対策)
接触点の回復(位置、形態)。辺縁を揃える。連結修復。歯の形態修正。矯正処置。抜歯。固定。歯周組織に対する処置。

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パーシャルデンチャー装着後、長期使用後の支台歯の疼痛の原因で考えられるものは何か?

@クラスプカリエス。A歯根露出による知覚過敏。B鉤腕の変形。C義歯の不適合。D咬合による負担過重。E清掃不良。

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誤嚥などで注意することは?

@インフォームドコンセトが必要。A誤嚥物の位置をエックス線写真で確認する。B呼吸器系の誤嚥の場合にはすみやかに内視鏡による摘出を救急病院に依頼する。C誤嚥物の材質、形態、特徴を知らせる。D感染症を起こすので必ず摘出が必要。E気管切開、開胸手術による摘出もありえる。F咳により排出されることもある。G小児では逆さにして背中を叩くことにより排出されることもある。Hハイムリック法の応用。I消化器系への誤嚥すなわち誤飲は大部分が2〜3日で排出される。J繊維性植物をとらせ、自然排出を待つ。Kエックス線写真にて確認。L一週間以上の停滞が見られる場合に摘出が必要となる。

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妊婦の歯科治療とは?

(放射線について)
@胎児に対する問題が多い。
A歯科用エックス線撮影装置を用いた一回の線量は皮膚表面で400〜500m radで問題はない。
B受精後2週〜8週は催奇形成に対して放射線感受性が高く、妊娠しているかどうかわからないことが多い。

(歯科治療時の注意)
@歯科治療の時期に絶対的禁忌はないが、妊娠4ヵ月末〜7ヵ月末までが安定している。
A仰臥位低血圧症候群を起こさないように左側仰臥位、または起き上がった体位をとらせる。
B局所麻酔は歯科治療で用いる量なら問題ない。

(投薬による妊婦への影響)
@母体の腎機能が亢進し、早く排出される。
A母体の血液容量が増加して希釈される。
B胎盤を通じて胎児に移行する。C薬剤と結合する母体血中アルブミン濃度が低下し、早く排出される。


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抜歯後出血の原因には何があるか?

(全身的問題が原因の場合)※抜歯前の医療面接で対処する。
@全身的な出血性素因。Aワーファリン等の抗凝固薬を服用している。B高血圧。

(局所の止血処置が原因の場合)
@縫合の忘れ。A炎症性組織の取り残し。

(患者側の原因)※しっかりとしたインフォームドコンセトにより対処する。
@強いうがいを頻繁に行った。A抜歯直後に激しい運動を行った。Bアルコールを飲んだ。C入浴をした。


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抜歯後疼痛の原因

@ドライソケット。A抜歯後感染。B周囲何組織損傷。C歯槽骨の損傷。

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乳歯列期の問題点は?

@歯並びは遺伝するか?
A.下顎骨の過成長による骨格性の反対咬合はしばしば家族的に発現しており、遺伝的な要素を多く含んでいると思われる。上顎前突や開口も同様。しかし、一方で全く似ていない場合もあり全てが遺伝だから仕方がないというわけにはならない。

A不正咬合の予防はできるか?
A.顔面頭蓋の形成は成人に対して6歳で8割、12歳で9割が完成している。咬合の発達は遺伝的な要素と環境的な要素によって影響を受けると考えられる。骨格はある程度遺伝するものの、軽減や予防していくことはこの時期であれば十分可能である。

B乳歯がなかなか生え変わらないが大丈夫なのか?また、前歯の出る隙間がないが大丈夫か?
A.上記の問題だが、乳歯列期での前歯の萌出スペース不足の問題に対しては永久歯の4前歯が揃うまでに顎提をできるだけ大きく発育させるような環境を考えていく。

C咬み合わせが曲がっているようだが、大丈夫か?
A.乳臼歯部の交叉咬合を放置してしまうと、第一大臼歯も交叉咬合になってしまう可能性がある。前歯の被蓋ができてしまうと、臼歯部の被蓋は正常でも正中のズレが残ってしまい左右対称の咬み合わせになってしまう。将来、左右対称非対称な発育となって顎変形を伴った不正咬合となってしまう可能性がある。下顎が滑って咬合位が側方に変化している場合は、早めに対応する必要がある。

D乳歯が反対咬合だと、いつ頃から治療したらよいか?
A.歯槽性の反対咬合は永久歯に交換した際に、萌出方向が変われば反対咬合が治ってしまう場合もある。乳歯が交換するまでの経過を見るのが一般的な対応である。
骨格製の反対咬合は放置すれば上顎骨の発育を阻害し、下顎の発育を促進するなど上下顎骨のバランスを悪化させるため早期治療が必要。

E歯並びの治療はいつ頃から始めたらよいか?また期間は?
A.乳歯列期には、これからの骨格的な発育や咬合の形成にとって悪影響を及ぼす因子に対しての説明や指導を行うことが大切。混合歯列期から本格的な矯正を始める。

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指しゃぶりは歯並びに影響するか?

指しゃぶりは親指の腹を口蓋に押し付けて指を吸う癖である。そのため、頬の筋肉が強く働き上顎の歯列は外側から強く押される事でV字型になってしまう。指しゃぶりは2〜3歳頃までは生理的なものと考え、それ以降は指導が必要である。
指導は指しゃぶりの時間や回数を記録し、本人に自覚や、やめたいという意識を持たせることが大事。叱るなどするのではなく、やめたら褒めて精神的に安定させることが重要。他の習癖のトレーニングのように長期に行う必要はない。2週間ぐらいでやめなければ、一度お休みして本人の意識がでてきたら再開する。

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歯列、咬合の説明はどのようにしたらいいか?

歯、歯列にはたえず色々な方向からの力がかかり、歯列や咬合は影響を受けている。代表的な力としては、筋力、咬む力がある。
筋力というのは、唇、頬、舌のことで、唇と頬は歯列の外側から圧力をかけている。歯列はこれらのバランスのとれた位置に配列している。このバランスが崩れた場合、筋の圧力により歯は容易に移動して異常を生じる。
また、歯は不正な咬む力、つまり咬合力によって移動することがある。このため、大きなムシ歯や歯が早く抜けてしまうと、その歯と歯の空間に隣の歯が傾き閉鎖されてしまう。この状態のまま放置しておくと、後に生える永久歯のための空間がなくなり永久歯の歯列不正の原因となる。

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